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令和8年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について
茨城労働局より、職場における熱中症予防対策については、平成29 年から「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施し、熱中症予防対策に取り組むとともに、令和7年6月に施行された労働安全衛生規則の遵守を図ってきたところです。
昨年1年間の全国における熱中症の発生状況(令和7年12 月末速報値)をみますと、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は1,681 人、うち死亡者数は15 人となっています。死亡者数は減少したものの、死傷者数は前年比約4割の大幅な増加となっており、業種別では、製造業337 人、建設業278人、商業221 人、運送業201 人、警備業186 人となっており、死傷者数については全体の約4割が建設業と製造業で発生している状況です。また、死亡者数は建設業が最も多く、警備業が続いています。熱中症予防のための労働衛生教育の実施を確認できなかった事例や、糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病や所見を有している者への配慮を行っていなかった事例も見られています。これを踏まえ、熱中症予防対策のさらなる推進のため、厚生労働省では、本年3月に「職場における熱中症防止のためのガイドライン」を策定したところです。
近年は茨城県内においても熱中症による労働災害が多く発生しており、令和7年は死亡災害はありませんでしたが、令和4年から令和6年までにかけ3年連続で死亡災害が発生していました。また、令和7年の休業4日以上の災害についても、過去最多となる46 人であったことを踏まえると、大変憂慮すべき状況となっています。
このような状況を踏まえ、厚生労働省では、別添のとおり令和8年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱を定め、熱中症リスクがあるすべての事業場を対象として、職場における熱中症予防対策の徹底を図ることとし、特に、①湿球黒球温度の値(WBGT 値)の把握とその値に応じた熱中症予防対策を適切に実施すること、②熱中症の重篤化による死亡災害を防止するため、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係作業者への周知」を行うこと、③糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮を行うこと、に重点を置いた取組の徹底を図ることとしています。
つきましては、本キャンペーン及びガイドラインを周知いただき、4月の準備期間を含め職場の熱中症予防対策に取り組んでいただきますよう併せてお願いいたします。
詳細につきましては、下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
厚生労働省ホームページ

